縮毛矯正失敗して髪がチリチリになった…
SNSやネットでも縮毛矯正が失敗して髪がチリチリになったというのをちらほら見かけます。
そういった書き込みを見ると縮毛矯正をするのが不安になりますよね。
今回は縮毛矯正の代表的な失敗。どうして髪がチリチリになってしまうのか、ご紹介していきますね。
1.縮毛矯正で失敗してしまうのは、どうして?
くせ毛をストレートに直してくれる縮毛矯正。縮毛矯正と調べると、たくさんの口コミがあります。
「縮毛矯正失敗して、髪がチリチリになった…」
「うまくかからなくて、くせがすぐ出てきた…」
こんなコメントを読むと、縮毛矯正をかけようか不安になりますよね…
しかも縮毛矯正って結構高いので、1度かけるだけでも値段的にも勇気がいりますよね。
縮毛矯正は美容師さんの腕にも仕上がりは関わってきます。「うまく縮毛矯正がかからなくて、くせがすぐに出てしまう」のは、美容師さんの技術的はところが大きいです。
薬剤の放置時間とか、アイロンのかけ方とか、いろんな要素はあるんですが…
ただ、縮毛矯正に失敗して髪がチリチリになってしまうのって、実は別の原因があるんですよ!
2.縮毛矯正で髪がチリチリになってしまうのは「やりすぎ」
縮毛矯正はどんなくせ毛でもストレートにしてくれます。原理的には。
しかもストレートの状態で髪内部の結合を固定するので、縮毛矯正を一度かけると半永久的にストレートのままです。ただ、新しく生えてくる髪は元のままなので、くせ毛です。
なので、髪の毛にくせ毛の部分とストレートの部分ができてしまうので、縮毛矯正は定期的にかける必要があるんですよね。
2回目以降の縮毛矯正はリタッチがおすすめ
2回目以降の縮毛矯正をかけるとき、どこまで縮毛矯正をかけていますか。
2度目以降、縮毛矯正をかけるときは根本のリタッチがおすすめです。
リタッチすると、今回と前回の境ができてしまうんじゃないか。と思うかもしれませんが、大丈夫です。
今は美容師さんの技術も薬剤の性能も本当に進化しています。リタッチでも十分に綺麗なストレートになりますよ。
むしろ、毎回毛先まで縮毛矯正をかけることはおすすめできません。
縮毛矯正って美容院のメニューの中でも一番髪にダメージがかかるので、1回かけるだけでも髪に相当負担がかかるんです。それを2回も3回もやっていたら、髪はどんどん傷んでいきますよね。
縮毛矯正をかけて髪がチリチリになったのは、髪がもう限界だったからです。
髪がダメージに耐えられなくなった結果、チリチリになってしまったんなら、たぶんどこの美容室で縮毛矯正をかけても、チリチリになったでしょう。
3.つるつるなのに傷んでる?縮毛矯正はイカと同じ!?
縮毛矯正をもっとわかりやすく説明できないかな…と思ったんですが、イカと同じです!
イカとイカの姿焼きを想像してみてください。
ます、生のイカがくせ毛です。まっすぐじゃなくデコボコしてしてますよね。
次はイカの姿焼きです。熱をかけて、機械でプレスしてぺったんこになりますよね。
縮毛矯正ってこれとよく似ているんです…デコボコの生イカの状態から、加熱されプレスされることで、ぺったんこになって厚さも均一でまっすぐになりましたよね。
縮毛矯正も同じでアイロンで加熱してプレスすることで、髪の形を均一にしているんです。
その形の髪を薬剤で固定しているんです。
縮毛矯正中に髪の中で何が起きているのか、詳しく知りたい方はこちらもあわせて読んでみてください
縮毛矯正後のヘアケア→髪のことを考えてアミノ酸シャンプーで優しく洗う!
くせ毛とストレートは髪の断面の形が違います。くせ毛の髪は形がデコボコしているけれど、ストレートの髪は綺麗な丸に近い形をしています。
縮毛矯正後の髪の断面も実際、少し潰れた丸に近い形になっています。
形がそろっているので、手触りや見た目もキレイになって見えるんですが、実は、結構髪に負担かかってるんですよ…
縮毛矯正した後って、手触りや見た目がとっても良くなるので、髪にダメージが残ってないと勘違いしてしまいそうになるんですが、そんなことありません。
手触りがいい=ダメージがない髪というわけじゃないんです。取れたての生きているイカと熱でプレスされてぺちゃんこになったイカ、どっちが健康なイカなのか…生きてるイカですよね。
髪は死滅細胞なので、元に戻ることはできません。ただ、しっかりとケアしてあげることで、疑似的に修復することはできます。
だからこそ、縮毛矯正は何度も同じところにかけるべきじゃないし、縮毛矯正後のヘアケアってとっても大切なんです!!
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4.まとめ
- 縮毛矯正で髪がチリチリになる原因は、縮毛矯正のかけすぎかも
- 髪が伸びた部分だけにかける「リタッチ」がおすすめ
- 縮毛矯正は髪にとってもダメージがかかるので、ヘアケアがめちゃくちゃ大切