自分の髪が軟毛か剛毛か答えられますか?
特にヘアケアアイテムを選ぶときに「軟毛におすすめのアイテム」とか「剛毛におすすめのアイテム」とかたくさんありますよね。
けれど、自分の髪質が剛毛か軟毛かなんてわからないから、なんとなくで選んでいませんか?
自分の髪に合わないアイテムを使うと、髪をキレイに仕上げることができなくなってしまいます…
だからこそ、自分の髪質を知るって、自分に合うヘアケアアイテムを選ぶときにとっても大切なんです!
1.自分の髪質を見分けると使うヘアケアアイテムがわかる
「剛毛におすすめのヘアケアアイテム」や「軟毛・ねこっ毛におすすめのヘアケアアイテム」ってたくさん紹介されていますよね。
けど、自分の髪質っていったいどうなの?って悩んている方も多いんじゃないでしょうか。
毎日何人も髪を触る美容師さんなら、この人は髪が固くて太いなとかこの人は細くて柔らかいなっていうのはわかると思います。
だけど、普通自分の髪が太いのか細いのか、硬いのか柔らかいのかって、わかんないと思います。
だって他の人の髪触ることってほとんどないですよね…なんとなく自分はこんな髪質かも…って感じで判断してると思います。
自分はなんとなく髪が細くて柔らかそうだから、ねこっ毛の人におすすめのヘアケアアイテムを使ってみたけど…うまく髪が仕上がってくれない…って方は
実は髪質を勘違いしているのかもしれません。
やっぱり、髪が太くて硬い人が細くて柔らかい髪向けのヘアケアアイテムを使っても思うような仕上がりにはなりません。
なので、自分の髪質を知るって、自分にピッタリのヘアケアアイテムと出会うためにはとっても大切なんです。
2.髪の種類は4種類?
まずは、どんな髪質があるのか知っていきましょう!
髪には大きく分けて4つのパターンがあります。
「柔らかい」と「硬い」、さらに「太いか」「細いか」の違いがあります。
まとめると、髪の種類はこの4種類があります。
- 細くて柔らかい髪
- 細くて硬い髪
- 太くて柔らかい髪
- 太くて硬い髪
一般的に硬い髪は「剛毛」柔らかい髪は「軟毛」と呼ばれます。
剛毛は太く硬い髪の毛、軟毛は細く柔らかい髪の毛というイメージですよね。
確かに、髪が太ければ硬くなりやすく、細ければ柔らかくなりやすいです。
ただ、髪の太さを決める部分と髪の硬さを決める部分は違っています。
髪が太いけど柔らかい人や細いけど硬い人もいます。
その髪質の違いはどこにあるんでしょうか?
髪の太さを決めるコルテックス
まずは髪の太さを決めるのは何が原因なんでしょうか。
髪は3層構造になっていて、海苔巻きとよく似ています。
- メデュラ → 具
- コルテックス → ごはん
- キューティクル → 海苔
髪の詳しい構造についてはこちらで詳しく紹介しているので、合わせてよんでみてください。
切れ毛・枝毛が気になる…|アミノ酸シャンプーで髪に栄養補給!
髪の太さを決めるのはコルテックスです。
コルテックスは海苔巻きでいうごはんの部分です。
コルテックスの量が多くなると髪は太くなり、少なければ髪は細くなります。
太い髪の特徴
- つやが出やすい
- ダメージしにくい
- 切れ毛が少ない
- 地毛が黒い
細い髪の特徴
- 柔らかく見える
- 髪を動かしやすい
- 乾燥などダメージしやすい
- 地毛が茶色っぽい
自分の髪を見てみて、多く当てはまった方はどちらでしたか?
どちらが多く当てはまったかで、髪が「太いか」「細いか」判断してもらえれば大丈夫です!
髪のしなやかさを決めるキューティクル
次は髪の硬い・柔らかいがどうやって決まるかです。
硬い髪は剛毛と呼ばれ、柔らかい髪は軟毛と呼ばれます。髪のハリコシも髪の硬さで決まります。髪が硬い方が髪にハリコシが出るんです。
髪の「硬い」「柔らかい」を決めているのはキューティクルです。
キューティクルは髪の一番外側を覆っているうろこ状のたんぱく質です。海苔巻きでいう海苔の部分ですね。
髪が硬いとはキューティクルが隙間なく詰まっている状態です。キューティクルが隙間なく詰まっているので、髪にハリやコシが生まれます。
硬い髪は広がりやすく、髪の量が多く見えてしまうのも特徴です。
逆に柔らかい髪はキューティクルが少ないのが特徴です。髪が柔らかいので、髪に動きが出ますが、ペタッとしやすくねこっ毛と呼ばれることもあります。
硬いか柔らかいか判断するのは簡単?
自分の髪が硬いのか柔らかいのか、判断するのは簡単です。自分の髪1本で判断できちゃいます。
まず、5~10センチくらいの髪を立てて持ってみてください。
髪が硬い | 髪が柔らかい |
ピンッと垂直に立ったままキープできる | すぐにへにゃっと垂れてしまう |
あとは、髪が濡れているときに髪の両端をもって引っ張ってみてください。
髪が硬い人はプチっと髪がちぎれます。髪が柔らかい人はちぎれる前に髪が伸びます。
この2つを試してみると、自分の髪が硬いのか柔らかいのか、判断できると思います。
3.まずは自分の髪質をチェックしてみてください
自分にピッタリのヘアケアアイテムと出会うために、まずは、自分の髪が「硬い」「柔らかい」、「太い」「細い」をチェックしてみてください。
簡単にチェックできるので、自分の髪質がどのタイプかわかると思います。
もし、よく分かんないなーって感じたら、美容師さんに聞いてみるのもいいと思います!
自分がどんなタイプの髪質なのか分かると、ヘアケアアイテム選びもきっと楽しくなりますよ!