【すぐできる】髪の静電気対策|4つのポイントをご紹介!

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気温も湿度も下がる季節の「冬」

どうしても乾燥が気になりますよね…そして、乾燥した季節に気になる「静電気」…

服を脱ぐときやマフラーをとるとき「バチバチ」と髪が一緒にくっついてきますよね…

 

今回はどうやって静電気を抑えるのか、「冬の静電気対策」をご紹介していきますね!

 

 

 

1.どうして冬は静電気が起きやすい?

そもそもどうして、冬は静電気が起きやすいんでしょうか?

空気が乾燥して静電気が起きる

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冬場はエアコンやストーブで部屋の空気が常に乾燥しています。

 

実は…静電気は「湿度が40%未満」になると起きやすくなるのが特徴なんです!

暖房がついた部屋は湿度40%未満のことが多いので、自然と静電気が起きやすくなりますね。

 

夏に静電気を感じない理由も実は「湿度」にあるんですよ!

湿度が高い夏は空気中に水分がたくさんありますよね。なので、静電気が発生してもすぐに身体表面から空気中へ放電されて静電気を感じなんです!

 

 

服の素材によって髪が帯電する?

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静電気は「摩擦」によって発生します。

人の肌や髪はもちろん、私たちの身の回りのモノはすべてプラスとマイナスの電気を同じ量だけ持っています。プラスとマイナスの量が同じときは、静電気は発生しません。

 

ただ、異なる素材のモノ同士がこすれると、プラスとマイナスのバランスが崩れてしまうんです!

 

素材によって「プラスになりやすい性質」と「マイナスになりやすい性質」があるので、特に重ね着する冬は、服同士や服と髪同士が擦れあって帯電していくんです!

そうなると、髪や服に静電気が溜まってしまいます。先ほどご紹介したように、湿度の低い環境では、空気中へ放電されていかないので、髪や服に静電気をため込んでいってしまうんです。

 

そして、電気を通す金属(ドアノブなど)に触ると、「バチッ」と体に溜まった静電気が放出されるんです!

 

 

 

2.簡単にできる、静電気を逃がしやすくする方法4選

ここからは、髪に溜まってしまった静電気を逃がしやすくする方法をご紹介していきます!

 

部屋の湿度を上げる

髪の静電気を減らすには、部屋の湿度を上げることが重要です。

部屋の湿度が40%以下になると静電気を感じやすくなってしまいます。なので、加湿器濡れたタオルや衣類を干して湿度を上げてあげましょう!

 

湿度50~60%くらいを保つことで、発生した静電気を上手に放電できるようになります。静電気が放電されると、髪のバチバチを減らすことができますよ!

 

 

髪の毛自体も保湿してあげる

部屋の環境ももちろんですが、髪の毛も保湿してあげることが大切です。

乾燥した髪は静電気が起きやすいのはもちろんですが、ダメージのある髪は表面に傷や穴があってデコボコしてるので、より引っ掛かりやすいので、摩擦が起きやすいんです。

 

なので、ヘアケアをして、髪を保湿してあげましょう。

 

ここでおすすめしたいヘアケアアイテムが洗い流さないトリートメント!

洗い流さないトリートメントは静電気を防ぐだけでなく、髪のまとまりを良くする効果もあるので、乾燥も防げます。

 

トリートメントの特徴はこちらで詳しくまとめています!

3種の洗い流さないトリートメント|それぞれの違いと特徴、選び方を紹介!

 

髪の乾燥を防いで保湿をしてあげるなら「オイルタイプ」や「ミルクタイプ」のトリートメントがおすすめですね!

 

 

ブラッシング時の摩擦対策

実は…ブラッシングの時も静電気が起きてしまうんです。

原因は、髪とブラシとの間の摩擦です…髪に静電気が溜まってしまうんですよね。

 

なので、使っているブラシを見直してあげるのもポイントなんです!

ポリエステルなどのプラスチックでできているブラシはマイナスに帯電しやすく、髪はプラスに帯電しやすいんです。

 

木製や天然毛でできたブラシに変えてみると、静電気の発生を抑えることができますよ!

 

 

着る服を工夫する

冬場の静電気対策には、着る服の組み合わせも重要です。

 

素材によって「プラスになりやすい性質」と「マイナスになりやすい性質」があります。たとえば、アクリルのセーターとポリエステルのフリースを重ねてきてあげると静電気は発生しにくくなります。

アクリルもポリエステルも「マイナスになりやすい性質」なので、マイナスになりやすい素材同士が擦れても静電気は発生しにくいんです。

 

人の身体や毛髪は「プラスに帯電しやすい性質」があります。

「プラスになりやすい性質」と「マイナスになりやすい性質」の素材同士が擦れると静電気は発生しやすくなります。なので、例えばアクリルのセーターと毛髪が擦れるとすごく静電気が起きやすくなるんです!

 

そこで、木綿や絹の服を着て、その上にフリースやセーターを着てあげると、静電気の発生を抑えることができます。

木綿や絹は「プラスになりやすさ」と「マイナスになりやすさ」が毛髪とポリエステルやアクリルなどの化学繊維のちょうど中間くらいになるんです!

 

髪に静電気が溜まるのを抑えることができるんで、服を脱いだ時のバチバチって感覚も減らせます!

 

 

 

3.まとめ

いかがでしたか。

何も対策していないと、湿度の下がる冬の季節はどうしても静電気が髪に溜まって、ストレスを感じてしまいますよね。

今回ご紹介した4つのポイントを押さえて、冬の静電気対策をしていきましょう!

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