【保存版】洗浄成分一覧!それぞれの特徴を比較してシャンプーを学ぶ!

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ドラッグストアに行くと棚を埋め尽くすほどのシャンプーが並んでいますよね。

数百円のシャンプーから千円を超えるシャンプーまで…いろんなシャンプーがあります。

どうして、こんなに値段が違うんでしょうか?

それは、実は使っている洗浄成分が違うからです!!

GOODな洗浄成分を使っているシャンプーほど、やっぱり値段は高くなってしまいます…

 

シャンプーに使われる洗浄成分は、どんな種類や特徴があるのか、ご紹介していきますね!

 

 

 

1.洗浄成分はシャンプーの特徴を決めるんです!

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洗浄成分とは…いわゆる洗剤です。界面活性剤って呼ばれたりもしますが、汚れを落とすための成分です。

 

頭皮の汚れや髪についた汚れを落とすために配合されています!

 

シャンプーは60%くらいが水で、30%くらいが洗浄成分です。
なので、洗浄成分をチェックするとそのシャンプーの特徴やメーカーの本気度が分かります!

 

 

シャンプーをチェックするときは、ぜーーったい洗浄成分をチェックしてください!

 

 

2.代表的な洗浄成分4種類をチェック!

ここからは、シャンプーに配合される代表的な洗浄成分をまとめていきます!

 

シャンプーに配合される洗浄成分は多くはこの4種類に分類できます

  • アミノ酸系
  • ベタイン系
  • 高級アルコール系
  • 石鹸系

 

それぞれの洗浄成分の特徴は別の記事でご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください!

【必見】アミノ酸シャンプーって?メリット・デメリットまとめてみた

石鹸シャンプーってどうなの?|私が石鹸シャンプーをおすすめしない理由を解説

 

 

3.洗浄成分を見分けるために、この名前に注目!

ここからは、4つの洗浄成分を見分けるために、注目してほしい名前を具体的にご紹介していきます!

アミノ酸系洗浄成分をチェック!

アミノ酸系洗浄成分といっても、たくさんの種類があります。
代表的なものをご紹介します。ほとんどのアミノ酸シャンプーは紹介する洗浄成分が組み合わさって、できています。

  • グルタミン酸系
  • アラニン系
  • グリシン系
  • サルコシン系
  • タウリン系

 

グルタミン酸系

代表的な成分

  • ラウロイルグルタミン酸Na
  • ココイルグルタミン酸Na

 

グルタミン酸系は洗浄力や泡立ちは弱めで、ほかのアミノ酸系洗浄成分の補助的な成分として配合されることが多いです。

しっとりした仕上がりになり、肌に対してはとってもソフトで低刺激です。

 

アラニン系

代表的な成分

  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルメチルアラニンNa

 

アラニン系の洗浄成分はとっても優秀です!頭皮や髪に対して優しく、仕上がりはさっぱりです。洗浄力や泡立ちもよく、整髪料などもすっきり洗い流せます。

もちろんアミノ酸系洗浄成分なので、選択洗浄性があり、頭皮に必要な油分は残して洗えますよ!

 

グリシン系

代表的な成分

  • ココイルグリシンK
  • ココイルグリシンNa

 

アミノ酸系洗浄成分は洗浄力がマイルドなことが特徴ですが、グリシン系は異質の存在です。

グリシン系は洗浄力が高く、石鹸系に似ています。洗いあがりは髪のツッパリ感が出やすいです。

 

サルコシン系

代表的な成分

  • ココイルサルコシンNa
  • ココイルサルコシンTEA
  • ラウロイルサルコシンNa
  • ラウロイルサルコシンTEA

いちばん古いアミノ酸系洗浄成分です。

1940年ごろに開発されて使われるようになりましたが、ラウロイルサルコシンNaが「旧指定成分」に指定されていることもあり、現在はあまり使われていません。

 

旧指定成分とは??

使う人によっては稀にアレルギー等の皮膚トラブルを引き起こす可能性のある102種類の成分のことです。

 

タウリン系

代表的な成分

  • ココイルメチルタウリンNa
  • ラウロイルメチルタウリンNa

とってもバランスのいい洗浄成分です。洗浄力や泡持ちもよく、頭皮や髪への刺激もマイルドです!

サロンシャンプーにもよく配合されていて、ダメージ毛やカラー毛にも安心して使える成分です。

 

高級アルコール系洗浄成分をチェック!

ラウレス硫酸○○

代表的な成分

  • ラウレス硫酸Na
  • ラウレス硫酸TEA
  • ラウレス硫酸アンモニウム

洗浄力が強く、泡立ちがいいのが特徴です。頭皮や髪に対する刺激が強く、洗いあがりは髪がきしみやすいのも特徴です。

ラウリル硫酸の毒性を弱くした成分で、ドラッグストアで数百円で購入できるシャンプーのほぼすべてに入っています。

 

ラウリル硫酸○○

代表的な成分

  • ラウリル硫酸Na
  • ラウリル硫酸TEA
  • ラウリル硫酸アンモニウム

洗浄力も強く、かなり泡立ちもいいのが特徴です。ラウレス硫酸よりも皮膚や眼に対して刺激性が強く、炎症を起こしやすいです。

なので、ラウリル硫酸を使っているシャンプーは今はほとんどありません。硬水でも泡立ちやすいので、海外メーカーのシャンプーには配合されている印象です。

 

オレフィン(C14~C16)スルホン酸Na

ラウレス硫酸の代替え成分として、配合されることが増えてきた成分です。洗浄力と泡立ちはそのままに、ラウレス硫酸よりも刺激性が抑えられています。

といっても、刺激性は強めなので、毎日使うのはちょっとな…と感じてしまう成分です。中価格帯(1500円くらい)のシャンプーにもよく配合されています!

 

石鹸系洗浄成分をチェック!

石鹸シャンプーに使われる洗浄成分はこれから紹介する成分がほとんどです!

代表的な成分

  • カリ石鹸素地
  • 石鹸素地

 

 

ベタイン系洗浄成分をチェック!

ベタイン系もよくつかわれる成分はこれから紹介する3つです。

代表的な成分

  • コカミドプロピルベタイン
  • ラウラミドプロピルベタイン
  • ココアンホ酢酸Na

コカミドプロピルベタインは本当によく出てきます!ダメージケア用のアミノ酸シャンプーから高級アルコール系シャンプーにも入っています。

ラウレス硫酸などの洗浄力が強い成分と一緒に配合すると、洗浄力をマイルドにしてくれる効果があります。

洗浄力も泡立ちも弱いので、基本ほかの洗浄成分と合わせて配合されます!

 

 

まとめ

いかがでしたか。
ほかにもたくさんの洗浄成分がありますが、シャンプーで本当によく出てくる洗浄成分をまとめました。

 

シャンプーの成分表を見てわからない成分があったら、この記事と照らし合わせてみてください!

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