縮毛矯正をかけ続けるとハゲてしまうのか。
くせ毛を完全にストレートにすることができる縮毛矯正。男性女性問わず、くせ毛に悩む人の強い味方ですよね。
ただ、強い薬剤を使ってるし、縮毛矯正をかけ続けるとはげるんじゃないか?そう思われている方も多いんじゃないでしょうか。
今回は10年間縮毛矯正を続けている私が縮毛矯正ではハゲない理由をご紹介していきますね。
1.縮毛矯正をかけ続けても、はげません
まず、縮毛矯正を続けることが原因ではげることはありません。
私自身、中学生の時から10年以上縮毛矯正を続けていますが、今でも髪はあります。
縮毛矯正を続けることで前髪が後退してきた…とか頭頂部が薄くなってきた…と感じることは、今のところありません!
縮毛矯正はとってもダメージの大きな施術
どうして縮毛矯正を続けるとはげるという誤解が生まれてしまったんでしょうか。
それは縮毛矯正がとっても髪にとってダメージの大きな施術だからです。
縮毛矯正がどんな手順でかけられるのかはこちらの記事で詳しく解説しているので、知りたい方はあわせて読んでみてください!
ココがポイント
縮毛矯正は
- 薬剤で髪の結合を切る
- ヘアアイロンで熱を加えて髪をストレートにする
- 切った結合をつなげる
基本的にこの3つのステップがあります。
強い薬剤とヘアアイロンを使って髪をストレートにしていくんですが…
- 薬剤が頭皮につくと頭皮が荒れてはげる
- ヘアアイロンで髪を引っ張るので、はげる
これが、縮毛矯正を続けるとハゲてしまうという誤解の原因だと思います。
薬剤は基本的に頭皮につけちゃダメ
縮毛矯正やカラーもですが、薬剤を塗るとき、美容師さんは必ず手袋をつけてませんか。
薬剤は基本的には皮膚につけちゃいけないんです。
だったら、頭皮につけたら危ないでしょ!って思いますよね。実はその通りです。薬剤は頭皮についたらヒリヒリしてきます。
ただ、それが原因で髪が抜けてしまうとか、毛穴にダメージが残ってしまうことはほとんどありません。
すぐに薬剤を流せば問題ないですし、頭皮にもちゃんとターンオーバーがあり、一定期間で新しい皮膚が生まれてくるので、
少しダメージを受けてしまっても、問題ないです。
さらに!
縮毛矯正は基本的に頭皮に薬剤をつけません。根本から必ず1cm程度空けて薬剤を塗っているはずです。美容師さんも十分わかっているはずなので、注意して薬剤を塗ってくれます。
ヘアアイロンで髪を引っ張るから、髪が抜けてしまう?
薬剤で髪の結合を切った後は、ヘアアイロンで髪を伸ばします。
この時、髪を引っ張るので、毛穴も引っ張られて髪が抜けてしまうんじゃないか?
と思うかもしれません…
ただ、健康な毛穴から生えている髪はヘアアイロンで引っ張ったくらいでは抜けません。
ヘアアイロンで引っ張ったら抜けてしまうくらいの髪なら、後退期の髪なので、遅かれ早かれ抜けてしまいます…
ですので、ヘアアイロンで引っ張ったくらいでは、毛根は基本的にびくともしませんよ。
2.縮毛矯正は生えている髪にアプローチする技術
縮毛矯正は今生えている髪にアプローチする技術です。
薬剤も頭皮につかないように塗られるはずなので、ダメージを受けるのは生えている髪の方です。
- 縮毛矯正は髪のダメージ以外のトラブルは起きない
- 今生えている髪への負担はあるけれど、これから生えてくる髪に影響はない
ココに注意
ただ、髪へのダメージは大きいので、しっかりケアしてあげないと、髪が細くなってしまうことがあります。
髪が細くなると、髪の本数が同じでも髪が覆っている面積は少なくなってしまいます。
なので髪が薄くなってきたとか、はげてきたと感じることがあります。
3.髪が薄くなる原因はもっと別にあります
髪や頭皮のことはまだまだ分からないことも多くあります。
ですが、抜け毛や薄毛は
- AGA(男性型脱毛症)
- ストレスや生活習慣の乱れなどによる頭皮環境の悪化
などが大きな原因だということがわかってきています。
抜け毛や薄毛に関してはこちらに詳しくまとめていますので、興味あったらあわせて読んでみてください。
男性の抜け毛やAGAに関してはこちら
未来のAGA対策に|20代メンズへおすすめのアミノ酸シャンプーはこれだ!
女性の抜け毛の対策はこちら
女性の薄毛は改善する!?|「びまん脱毛症」原因と対策を紹介します
4.終わりに
縮毛矯正を続けることではげてしまうのか?という疑問についてまとめてきました。
基本的に縮毛矯正と抜け毛やハゲは関係ありません。
ただ、一つ注意があります。アレルギーです。
一般の人は薬剤が頭皮についたら少しピリピリしてきて、洗い流せば収まるくらいですが、薬剤に対してアレルギーを持っている方だとアレルギー反応でもっとひどくなってしまうことがあります。
自分がアレルギーを持っているかは、過去の経験から分かっていることが多いと思いますが、ごくまれに加齢とともに発症することもあるみたいなので、少しでも違和感を感じたら、すぐに美容師さんに伝えるようにしてくださいね。